特許コラム
2013年4月 4日 木曜日
いつの間にやら5周年
気がつけば、事務所開設5周年となりました。
だからといって、記念に何かをやるわけでもなく、いつもと同じように5年目の日は過ぎていきました。
改めて言うのも何ですが、長い5年だったと思います。「あっという間の5年だった」という思いは自分の中には全くないです。それだけ色々なことがあり、濃厚な時間であったということでしょう。
その間に仕事に対する自分の考えもずいぶんと大きく変わったと感じます。事務所経営というものを現実にやる前とやった後とでは考えが変わるのは当然のことなのかもしれません。
間違いなく言えるのは、
「どうせ物事は思った通りに進まないのだから、やきもきしても仕方がない」
と思うようになったというところでしょうか。
そう思うことでずいぶんと精神的には楽になったような気がします。
この考えは特許のことでも実は同じだと思います。
特許のことなんて、「思惑通りに行かない」と思っているくらいでちょうどいいかもしれません。「絶対に計画通りに進める」と思い、「綿密な計画を立て込み過ぎる」ことはかえって失敗のもとだと私は思います。
というわけで、別に5周年らしいことを書くわけでもなく、どうでもいいことを書いて久しぶりのブログ更新としました。
それにしても、私の考えは、「行き当たりばったり」という弁理士らしからぬ方向へどんどん向かっているような気もしますが、世の中にそんな弁理士が一人くらいいてもいいでしょう。
投稿者 八木国際特許事務所