特許コラム
2011年11月25日 金曜日
おわび
思うところがありまして、過去ブログの記事のうち、1~2割ほどを削除致しました。
何かというと、個別事件に関して突っ込んだ内容を書いた記事をすべて削除したということです。
別にこういうものをブログで公開することを悪いことだと思っているわけではないのですが、それでもこういうことを書くことに対して、これまでも自分の中では色々と葛藤がありました。そして、「それでも書く」ということに決めていた基準は「自分が書いたことに間違いがあったときには、再度その記事をすべて書き直して正しくする」、ということでした。
しかし、最近、色々と心境の変化等もありまして、ブログに対してそのような強い思いを持つことはなくなっています。
そのような心境の変化の後は、「過去のこの手の記事はすべて削除すべきではないか」ということをずっと考えていました。
そう思っている最中に、とある方からのコメントで記事内容の誤りを指摘頂きました(指摘下さった方、ありがとうございます)。
その際に、(本来そうしなければならないはずなのに)もう一度その記事をすべて書き直してよりよい記事内容に改めて行く、という気概を持てていないことに改めて気が付いた次第です。
別に、過去にこのような形で色々な事件を取り上げたことを「その時の行為」として悪いことだったとは思わないですが、「書いたことにはいつまでも責任を持つ」という姿勢を失ってはいけないわけで。
しかし「今までと同じ重み」で「責任」を背負うことは現在、物理的に不可能である、と感じるようになってきました。
その原因は、最近仕事のほうがかなり忙しくなっていて、ブログにまで手が回らない、ということなのですが。
そうやってブログに手をかける充分な時間を確保できないのであれば、アップする記事もあまり各方面へ影響を与えるおそれのあるものにはできない、ということも感じるようになっています。
まあ、ウチのブログなんて訪問者数も少ないわけですが、それでも一般に公開している以上は、現状でこれらの記事を公開するのは決して正しいことではない、と考えたため、これらを削除することとしました。
別にブログを辞めようとは思わないですが、しかし、こうやって少しずつ内容・方針を変えていくことはやむを得ないことだと思っているので、ご了承願います。
投稿者 八木国際特許事務所