特許コラム
2011年10月26日 水曜日
最近の読書あれこれ
最近、久々に小説をたくさん読んでいます。こんなにたくさん小説を読む日々は久しぶりです。「読書がほんとうに楽しい」と感じるのも久々です。
最近読んだ本のタイトルを並べてみると。
「武士道シックスティーン」「武士道セブンティーン」(以上、誉田哲也、文春文庫)「夜は短し歩けよ乙女」(森見登見彦 角川文庫)「警視庁特捜班ドットジェイピー」(我孫子武丸 光文社文庫)「陽気なギャングが地球を回す」(伊坂幸太郎 祥伝社文庫)「告白」(湊かなえ 双葉文庫)などなど。
どれも面白かったです。というか、読んだなかで「面白くなかった」と思ったものは、ここにタイトルを挙げなかったわけですが。でもまあ、定評のある実力作家の本ばかり読んでいたわけで、「安全な読書」をしている、とも言えます。
実際、私がここで個々の作品の感想を書くまでもなく、きっとネットのあちこちで感想文が見つかるんじゃないか、というような作品ばかりでしょう。
こうやって、最近、読んで楽しかった本のタイトルを並べてみると、「告白」以外は明るい小説ばかりですね。日々特許事務所業務に追われて疲れているので、ほんわかした小説を読むのが楽しい、ということでしょう。
昔、大学時代、大阪大学推理小説研究会に属していた頃の、マニアックな読書からは程遠い、大変健全な読書って感じです。大学時代、P.D.ジェイムズの「罪なき血」(ハヤカワ文庫)をサークルの読書会の課題図書に選んで顰蹙を買った頃からすれば、何と穏当な読書でしょうか。
最近、ブログをさぼってろくに更新もせずに、こうやって読書をしていたということになるわけです。
とはいえ、最近は日々の仕事の中で疲れることも多かったので、こういう息抜きもしないとやっていられない、という面もあります。やはり、仕事ばかりで人は生きていけないですね。
「だからどうした」と言われれば、返す言葉もないどうでもいい更新ですが、あまり更新しないでほうっておくのもアレなので、書いてみました。気まぐれ更新なので、これからはこういうどうでもいい更新がしばらく続くかもしれませんが、ご了承を。
投稿者 八木国際特許事務所