特許コラム
2011年4月11日 月曜日
読書のこと
本ブログでは、よく私が読んだ本のことを取り上げます。
読んだ本全てを取り上げているわけではないのですが、それでも、このブログをお読みいただければ、私がどんな本をどれくらいのペースで読んでいるのかはお分かりになるのではないか、と思います。
でも、私も決して「ヒマ」なわけではないので、そんなに多く読書に時間を割けるわけではありません。ですから、「面白くない本」を読んで時間を無駄にするわけにはいきません。
そんなわけですから、本屋に行ったときの本選びは時間をかけます。
本を読むに際して、私は
「特定分野の本ばかり読まないようにしよう」
と心がけています。できるだけ幅広く色々な本を読んで、知識に偏りができないようにと思っているからです。それに、意外な発見があるのは、今まで自分が興味を持っていなかった分野に関する本であることが多いですから。
ですから、本屋に行ったときの本選びは本当に時間がかかります。特に、最近の本屋はでかいですから大変です。この前、梅田の茶屋町にできたMARUZEN & ジュンク堂などは、あまりにも巨大すぎてかえって本を探しにくいな、と思ってしまいます。興味のあるコーナーの棚をざっと一回りするだけで、結構な運動になる気がします。
それはさておき。
色々な分野の本を読むというのは大切だと思います。
私はここしばらく、「知財」に関する本はそれほど読んでいません。本ブログで取り上げている本も、ほとんど「知財」と直接関係のない本です。
でも、「知財と関係のない本を読んで得た知識とか、気付かされたこと」が自分のなかで蓄積されることで、「知財の仕事をするときの発想の厚み」というものが生まれるのではないか、と私は思っています。
そんな偉そうなことを書いてはいますが、私ももっと知財のことについても勉強しなければ、とも思っています。それに、そうやって知財関連の本を読んでいないから、ブログのネタがなかなか思いつかないのかもしれないですし。
投稿者 八木国際特許事務所